ilm20_ac01001-s.pngゆめたね☆キッズレンジャー 2011年度

 ゆめのたね(夕日寺自然体験実行委員会)がおこなっている自然体験プログラムの報告や、準備作業などの様子をブログ形式でご紹介します。

2012.1.14(土) 第8回 冬の里山・生きものたちの暮らし


日 時 2012年1月14日(土) 10:00〜15:00
場 所 夕日寺健民自然園
参加者 27名(子ども17名・大人10名)

 今年度は雪が少なめでしたが前夜から早朝まで雪が降り、なんとか計画していたプログラムをするには支障ないくらいの雪が積もりました。スタッフが集合する時間には太陽も顔出して、青空が広がり始めていました。

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前日から雪がつもり、青空の朝はとてもキレイでした(^_^)

 新年あけてのキッズレンジャーは、冬の里山観察です。まずは、フィールドビンゴを作りました。縦横5マスずつのビンゴ用紙に冬の里山でありそうな項目いれて、全部のマスを埋めたらラミネートして完成(^_^)
 各グループごとに雪化粧した里山へ〜 体験工房の裏からすぐに森に入るチーム、芝生広場へ行くチームなど、それぞれがビンゴを完成させるために出発!

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まず、みんなでビンゴ作り、あいているマスに埋めて、ラミネートしました

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ビンゴカードをもって出発! なるべく人の入ってない道を選んで進むと...

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「あ、あぶない!」これで1つビンゴカードのマスにシールが貼れた〜

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途中で見つけた、動物の足跡! また1つシールが貼れたね!

 普通に歩いたら20分くらいでついてしまうコナラの広場まで、今回は1時間くらいかけて歩きました。途中、ビンゴの項目の「動物の足跡」を探すために人の踏み後のない道ばかり選んで歩いたり、耳をすませて枝に積もった雪が落ちる音をきいたり、次々にシールを貼ってビンゴを完成させていきました。森に入った直後はなかなか気がつかなかったけど、10分、20分と時間がたつといろいろ見えたり、感じたりできるようになっていきました。

 コナラの広場でもう1つのグループにあうと、すぐにお互いのビンゴカードを見せ合って情報交換、何があった・何がなかったという話で盛り上がりました(^_^) その後、やすらぎの広場をひとまわりして、芝生の広場方面に向けておりました。

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コナラの広場、やすらぎの広場周辺は雪もたっぷり「それ!」と飛び込んだ(^_^)

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日陰側にはこんなに雪が...

 時間どおりお昼の戻ってくるとちょうどご飯の用意ができていて(^_^) 持参したおにぎりと暖かい具だくさんの野菜スープをいただきました。

 午後からはだいぶ雪が溶けてしまったけど、雪遊びタイム(^_^) ソリやタイヤチューブを使って約1時間ほど遊びました。はじめは降り積もった柔らかい雪だったので、ソリがすぐに止まってしまいましたが、みんなで何度も滑るうちにだんだん硬くなって、最後はツルツルのコースが完成(^_^) 豪快にジャンプしながら滑り降りていきました(^_^)

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鏡餅を割る5年生(^_^) 固いけどがんばって割ってくれました

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ソリ用のタイヤチューブに空気を入れるのも貴重な体験かも

残っている雪を探して、みんなでそり遊び! スリル満点(^_^)
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 遊んで帰ってくると鏡開きしたおもちでつくったぜんざいが!(^_^) 甘いぜんざいをたべて振り返り。あんこやお餅が苦手…という子はかわりにココアをがぶ飲み(^_^; 午前中のフィールドビンゴの発表して、アッキーのお正月飾りの話をきいて、今回はおしまい。

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ぜんざいを食べて体を温めたら、今日の1日の振り返りです

 森に入った初めは雪も少なく、歩きやすかったですが、途中から30cmくらいの雪に...(^_^; 弱音をはいて「もう、帰る〜」「疲れたからおりよう」とか言うかな?と思いましたが、そんなそぶりを見せずにずんずん登っていきました。ビンゴの内容を途中で何度も何度も確認しながら「次はこれを探そう」と仲間と相談しながら、いろいろな発見をしました。自ら目標を決めて、それを達成するする喜びを感じてくれたら、スタッフとしてはうれしいな♪

(文:としちゃん)